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セイワペースト2号 / 3号
水稲用ペースト肥料
適度な粘度で土壌に滞留する セイワペースト |
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適度な粘度で施肥位置に留まり、確実な肥効 | |||
肥効が早く寒冷地でも初期生育と初期分げつを確保できる | |||
有機(コーン発酵総合栄養液)入り | |||
20kg包装に加え、お得な1トンケースでの販売もある | |||
残ったペースト肥料は、適量の水に溶かして液肥として使うことができる | |||
1トンケース |
ペースト肥料の肥料成分 荷姿:20kg/1トン |
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パンフレットのダウンロード(約3.5MB) | |||
技術資料のダウンロード(約490kB) | |||
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ペースト肥料の利点 | ・肥効の発現が早く、特に寒冷地の初期生育、初期分げつ確保に有効 |
・雨に強い、天候に左右されず施肥・田植え作業ができる | |
ペースト肥料の欠点 | ・一般の化成肥料に比べやや早く肥切れするので、後日調整肥を必要とする場合がある |
・専用の施肥田植機を必要とする | |
ペースト肥料の注意 | ・一般の化成肥料より肥効が早く、施肥量を2割程度少なくする |
・必要に応じて調整肥を施用する | |
・水田環境によっては田植え直後に硫黄欠亡による生育停滞を招くことがある 詳しくは下記をご覧ください↓ |
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有機入りペースト肥料を施用した水稲に発生した初期生育停滞 (イオウ欠乏症) 文献1)から引用 |
1990年代から滋賀県北部地域のペースト肥料側条施肥水田に特有の障害が見られるようになりました(左の写真)。 田植え後30~40日経過した5月下旬から6月上旬にかけて、分げつが停止、草丈も伸張せず、下葉が黄化、根痛みはないという特徴があります。 窒素欠乏に酷似していることに注意する必要があります。 辻藤吾博士(当時滋賀県農試湖北分場長)によって、易分解性有機物に起因する一時的な土壌還元に伴う硫黄欠亡症であることが判明。 硫酸根を含む水溶性の硫酸マグネシウム(硫酸苦土肥料)等の施用で回復することが明らかにされました。 |
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イオウ欠乏症防止対策のポイント(辻藤吾博士の論文より) | ||
(1) | 塩安、塩加中心の施肥を見直す。 | |
(2) | 入水時期を遅らせる。冬場の排水対策など乾田化を図る。 | |
(3) | 障害が発生した場合は落水し、硫マグ5~20kg/10aを施用する。 | |
(4) | 障害が発生した場合に硫安を施用すると回復するが、窒素が残存し、後期の栄養状態を悪くする場合がある。 | |
(5) | 代掻き時にこねすぎない。 | |
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有機入りペースト肥料を施用した水稲に発生する硫黄欠乏に関する辻博士の研究結果を弊社で取りまとめた資料 |
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引用文献 | ||
1) | 辻 藤吾:ペースト肥料による水稲の初期生育抑制障害と障害に対する資材の施用効果(滋賀県北部早植水稲の期生育抑制障害原因究明と対策技術について、第1報)、土肥誌、71、454~463(2000) | |
2) | 辻 藤吾:水稲の硫黄欠乏症による栄養障害と硫黄吸収特性(滋賀県北部早植水稲の期生育抑制障害原因究明と対策技術について、第2報)、土肥誌、71、464~471(2000) | |
3) | 辻 藤吾:水稲の初期生育抑制障害発生に伴う水田土壌の硫黄含量の変化とその実体(滋賀県北部早植水稲の期生育抑制障害原因究明と対策技術について、第3報)、土肥誌、71、472~479(2000) | |
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